メガネを掛けても疲れる/知っておきたい3つの原因



時々ご相談で「メガネを掛けていると疲れるので長時間掛けていられない」というお話をいただく事があります。

 

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要因となる可能性がある内容は数多くありますが、その中でも比較的多い3つの原因を簡単にお話します。

 

①メガネの度数が合っていない・左右バランスが悪い

 

メガネを作る上で一番基本になるところです。私達は検査をする時にお客様の「最高視力の出る最弱度数」を測ります。
よく見えなくなってきたのは目が悪くなってきたからと思いがちですが、実際視力が以前と比べ良くなってしまうケースも少なくありません。

当然レンズの度数は変わらないため、結果として“度数が入りすぎている状態”となってしまい無駄な度数が疲れを生み出してしまう事があります。

また、左右どちらかの目だけの視力が変化してしまう事により、バランスが著しく崩れ若干の違和感と共に疲れを生み出してしまうケースもあります。

 

②目的の距離と設定された距離の違い・目的に合わないレンズ選び

 

以前のブログでもお話した内容ではありますが、「どの距離で何を見るのか?」これが合っていないと疲れにつながります。

作る前の段階でしっかりと距離を相談する事が大事です。①と同様に年数と共に視力が変わってしまったケースや、仕事などの環境の変化により使いづらく疲れる内容になってしまった、というケースも数多くあります。

 

③目の周りの筋肉の問題・自分の目が脱力(楽にしている)状態はどの方向を向いているか?

 

あまり知られていないかもしれませんが、「目と目の周りの筋肉」の関連性はメガネの度数を決める上で非常に重要な内容となります。

度数如何ではなく、目の周りの筋肉の動きの関係上疲れやすい人も数多くいます。

 

この他にも数多く目の疲れに繋がる内容はありますが、こんなケースもあるという事を是非記憶しておいてください。

また現時点で疲れがあると感じている方や、そして疲れの問題が解決出来ていない方は、一度視力をしっかり調べてくれる病院、もしくは眼鏡屋さんで視力の確認をしてみると良いでしょう。

目安になるのはメガネ屋さんで言えば「眼鏡作製技能士」という資格を持っている人です。

村田 伸郎(千葉銀座店勤務)

眼鏡店勤務20年弱。 三度の飯より釣りが好きです!メインはバスフィッシング。 最近はエギングも始めてより一層釣り三昧です。 掛けているメガネはチタノス。 釣り用のサングラスはRARTS(アーツ)の偏光レンズを使用