職人の技 メガネのリペアで元通りの艶に



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「大切なメガネが劣化してしまった…」

 

「メガネの修理ってできないの?」

 

長年愛用しているメガネを見ると、変色してしまったり、

ツヤがなくなってしまったり、メッキが剥がれてしまったりしていますよね。

特にお顔に直接触れる「鼻あて」「耳かけ(モダン)」の部分は

汗や脂の影響で、メガネの中でも特に劣化しやすいパーツと言えます。

劣化してしまったら、パーツに関しては交換もしくはリペアが可能です。

今回は実際にお客様からお預かりしたメガネのリペアをご紹介します。

 

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「耳の部分が変色してしまった…」

 

モダンの部分が本来はツヤのあるブラウンですが、

汗で劣化し、白く変色しています。

今回はこの部分を手作業で磨いて、元通りのツヤを取り戻します。

 

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長く使っていくと、この部分が割れたり欠けたりすることもあります。

その際はパーツの交換で対応が可能です。

 

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「メガネのリペアは専門家にお任せ!」

 

まずはサンドペーパーで表面の劣化した部分を削り落とします。

荒い目のものから細かい目のものへ変えながら、ゆっくりとヤスリをかけます。

この最初の手順を丁寧に行わないと、ヤスリの跡が残ってしまいます。


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ヤスリがけの後に使う道具、「バフモーター&白棒」です。

モーターを回転させ、左の白いひだひだの部分にパーツを当ててつや出しを行います。

 

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「本来の輝きを取り戻しました」

 

最初の写真と見比べても一目瞭然ですね。

時間を掛けて丁寧にゆっくり磨きを掛けると、ここまで美しく仕上がります。

全て手作業で行いますので、納期は1日頂戴します。

 

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「まとめ」

 

・お気に入りのフレームはリペアできれば本来の輝きに

・納期は約1日(店舗で専門家が行います)

・ヒビ割れなどがある際はパーツ交換という方法もある

 

※中には磨きを掛けられない素材もございますので、その点ご了承ください。

 

いかがでしたでしょうか?

フレーム磨き以外のリペアに関しては、こちらも併せてご覧ください。

永井 沙希子(千葉銀座店勤務)

強度近視・強度乱視で小学3年生からメガネを常用。眠りに落ちる寸前まで(もしくは寝ている間も)メガネを掛けるため、「ごろ寝専用メガネ」も持っているほど。趣味はサウナ。なにより食いしん坊。