教えて!プラスチックレンズメガネのお手入れ方法
店でお客様のメガネをお預かりしますと、
作って1~2年なのに表面に細かな傷がついているメガネをしばしば見かけます。
近年主流となっているプラスチックレンズは、お手入れにコツがあります。
本日はメガネ屋が教える、本当に正しいメガネのお手入れ方法をご紹介します。
『知っているようで知らない?正しいお手入れ方法』
みなさまは普段メガネのお手入れはどのようにしていますか?
①息をハーッと吹きかけて布かティッシュで乾拭き
②石鹸で洗う、お風呂で一緒に洗う
③ぬるま湯と中性洗剤で洗う
実はどれもNGです!
『気を付けて!NGお手入れ方法』
①布で乾拭き
→プラスチックのメガネレンズは表面に静電気を帯びているので、
空気中の塵や砂、花粉がレンズにくっついています。
それらが付いた状態で乾拭きしてしまうと、コーティングを引っ掻き、傷の原因となります。
②石鹸で洗う
→レンズのコーティングと石鹸が相性が悪いので、
使用すると、レンズの曇りの原因になります。
石鹸だけでなくハンドソープ、ボディーソープもNGです。
③ぬるま湯と中性洗剤で洗う
→中性洗剤も以前は薄めて使えます、とお伝えしていましたが、
最近では透明な研磨剤が混じっているものもあり、すべて大丈夫とは言えなくなっているのが現状です。
またプラスチックレンズは熱に弱いという弱点があります。
ぬるま湯ではなく、ただの冷たい水道水で洗いましょう。
『これが正しいお手入れ方法』
①メガネのレンズを水で洗う
②乾いたメガネ拭き、またはティッシュで水気をふき取る
油汚れが気になる場合は、ドラッグストアで販売されている「メガネのシャンプー」がオススメ!
メガネに吹きかけて(泡状で出てきます)、その後は水洗いして拭きあげます。
メガネ専用クリーナーなどのお手入れグッズなら、レンズ・フレームをを傷めることもありません。
いかがでしたか?
いままで間違ったお手入れをしていた方も、今日から水洗いしましょう!