成長期の視力変化、どの位変わるかご存知ですか?



 

「 眼科で視力が変わりやすいと言われた 」

 

「 メガネを掛けていないので、どの位視力が変化するのか想像できない 」

 

この様な声を親御さんからよく聞きます。

実際メガネを掛けていないご家族様にとって、視力変化がどういったものかは想像しづらいですね。

今回は一般的な事例として、視力変化についてお話ししたいと思います。

 

「 近視の視力変化 」

 

一般的に近視の視力変化は成長期に一番変わると言われています。男性であれば14歳~17歳、女性であれば10歳~14歳の時期に大きな視力変化があると言われています

背が伸びる際にお顔の骨格も大人に向けて変化します。同様に眼球の大きさも大人に向かって変化していきます。そうすると目の屈折にも変化があり、近視が急速に変化する事が多いのです。

 

「 遠視の視力変化 」

 

遠視の場合に気を付けなくてはいけないのが、眼科さんでの定期的な視力検査です。特に遠視はしっかりと眼鏡で矯正することで、遠視の数値を減らす事ができます。重要なのは毎日必ず続ける事で目の負担を減らす事です。

 

「 大人と違って視力変化はとても多い 」

 

身体の変化が大人以上に多いお子様です。当然ながら視力の変化も非常に大きいものです。ご本人が「まだ大丈夫」と言っていても、実際には視力が低下している事が多いのが現状。年に1回の学校の視力検査の結果を待っているのでは間が空きすぎる可能性が高いですね。

 

 

【  ま  と  め  】

 

 

「 近視は成長期の際に変化が大きい 」

 

「 遠視は早めの矯正と眼科での定期的な検査を 」

 

「 大人と違い、子供の視力変化は『早く』『大きく』変わります 」

 

いかがでしたか?視力変化に関しては誰でも大きく変わります。負担がない状況での視力補正をしてあげたいですね!

 

 

柏原 篤(四街道店勤務)

眼鏡業界歴30年の本人はまだまだ若手のつもりでいるベテラン。自身が強度近視であることから、お客様の気持ちに立ったメガネづくりを心掛けている。特に厚みの出てしまうレンズを美しく加工することが得意。千葉メガネ一番の薀蓄(うんちく)の持ち主、めがねのブランドやその他雑学に関してはお任せ、とは本人の弁。         第一子が誕生したこともあり、子どもの話を振ってあげるとたいそう喜ぶ50歳。