学校の視力検査で「D判定!」メガネ屋さんに行く前にお願いしたいこと



 

「学校から視力検査の結果を貰ってきて、判定がD・・・」

「去年まではAだったのに、何故・・・?」

「メガネ屋さんに相談してみよう」

 

春の健康診断も終わり、そろそろ結果が出始める頃です。

そして結果が「C判定」「D判定」が出ていて驚かれる親御さんも少なくありません。

そこで我々眼鏡店に直接来店いただく前にお願いしたいことがあります。

以下にその内容を記載しますので、是非ご一読ください。

 

 

「直接眼鏡店に行く前に、まずは眼科の受診を!」

 

「見えづらいならすぐメガネを作らなくっちゃ」 多くの親御さんはそう思うそうです。しかしながらお子様、特に小学生の児童や乳幼児の場合、大人と違う目の状況が考えられます。

純粋な近視なのか?それとも遠視なのか?そもそもメガネが必要なのか?・・・等々、判断をしなくてはなりません。

まずはメガネが必要か否かを眼科の受診の上判断します

 

「もしお子様の目が遠視だった場合」

 

お子様のの目の筋肉の力は大人以上に敏感で、心理的な緊張状態とは違い目の筋肉が緊張してしまっていると眼鏡店での検査は困難です。

その際には緊張をほぐし、目の筋肉を弛緩させる目薬を点眼することで無調節状態で検査をすることが出来ます。

眼鏡店での目薬の点眼は医療行為のため禁止されておりますので、眼科での検査が必要になります。

 

「お子様の目が近視だった場合」

 

もし本当の近視(真正近視)ではなく、「仮性近視」であった場合、眼科さんで調節を和らげる目薬を点眼することで、目の緊張から起きる一時的な近視状態を解消することが出来る可能性があります。

もし、仮性近視であるにもかかわらずメガネを作成し装用すると仮性近視ではなく、「真正近視」となってしまうことが考えられます。

 

「学校からの書類に、『医師の署名』を記入してもらう欄はありませんか?」

 

健康診断の一環としての視力検査です。最終的な判断を医師の検査・診断で行っていますので、最後まで医師の判断を仰ぎましょう。

そしてメガネが必要となった場合は是非当社にご相談ください!お子様用のメガネ在庫数地域No1!、安心の2年間交換回数無制限のジュニアレンズをご説明いたします。

 

 

「  ま と め  」

 

「眼鏡店に行く前に、まずは眼科の検診・判断を仰ぎましょう!」

「遠視・近視とさまざまな目の状況が考えられます」

「お子様の視力検査結果の用紙に『医師の署名欄』はありませんか?」

 

いかがでしたか?目の健康診断も兼ねてより正確なめがねを作成する為・もしくはメガネそのものは必要ない、との結果が出るかもしれません。是非一度ご相談ください!

 

 

柏原 篤(四街道店勤務)

眼鏡業界歴30年の本人はまだまだ若手のつもりでいるベテラン。自身が強度近視であることから、お客様の気持ちに立ったメガネづくりを心掛けている。特に厚みの出てしまうレンズを美しく加工することが得意。千葉メガネ一番の薀蓄(うんちく)の持ち主、めがねのブランドやその他雑学に関してはお任せ、とは本人の弁。         第一子が誕生したこともあり、子どもの話を振ってあげるとたいそう喜ぶ50歳。