メガネに修復不能な傷をつけてしまうNG習慣
メガネを使っていて、ある日突然レンズに細かな傷が付いてしまった…
自分では何か擦ったりはしていないのになぜ…?
実はこの手のトラブルは夏場に起こりやすいのです。
レンズは傷の修復や、コーティングの掛け直しは基本的に行っていないので、
そうなってしまった場合はレンズを交換する他ありません。
しかしある事さえ知っていれば、
1日でレンズをダメにしてしまうことを防げます。
「犯人は“熱”」
プラスチックのメガネレンズはレンズの表面にコーティングが掛けてあり、
メガネが高温に長時間さらされると、プラスチックそのものは膨張しますが
表面にかけてあるコーティングは無機物なので膨張しません。
そこでコーティングに地割れが起こったようになってしまいます。
※これを「熱クラック」と呼びます。
こんな経験ありませんか?
・メガネを夏場の車の中に置きっぱなし
・メガネを掛けてお風呂、サウナに入る
・焚き木やBBQ、キャンプファイヤーなど、火の近くに長時間いた
中でも夏場の車の中は駐車していると車内の温度がぐんぐん上昇しますので
1日でレンズがダメになってしまうので要注意です。
お手数ですが、一緒に持ち運んで頂くことをお願いします。
「熱に耐えられるメガネはないか?」
実はあります。
1つ目がガラスレンズです。ガラスレンズは通常の摩擦による傷に強いだけでなく、熱の干渉も受けません。
ただ重たい、割れると危険、種類が少ない、フレームによっては作れない…など
デメリットももちろんございますので、是非メガネ屋にご相談下さい。
2つ目が耐熱コートのプラスチックレンズです。
レンズを含めコーティングも有機複合物なので、地割れの現象が起こりません。
運転用のメガネを1本、車に置きっぱなしにしたい…
メガネが無いと見えにくくて不安だからお風呂でメガネを掛けたい…
そんな方はぜひ一度専門店にご相談くださいませ!