こどものアイパッチ~外したがる時の工夫~
「うちの子アイパッチをなかなかつけたがらなくて…」
「つけたと思ってもすぐ外しちゃうんです…」
弱視克服の大切な相棒・アイパッチ。
アイパッチはご存知の通り、医師の指示があったほうの目に装着します。
装用時間は指示によって様々ですが、アイパッチ装用時は目を使うことを意識します。
見えないほうの目で見ることによって、見る力を鍛えるためですね。
とは言っても、なかなか理解してくれないのがお子様です。
今回はアイパッチをつけたがらない・外したがるお子様への対策方法をご紹介したいと思います!
アイパッチを可愛いもの・格好いいものにする!
見た目が気に入らない!という場合はアイパッチのデザインを見直してみてはいかがでしょうか?
今は可愛い柄の付いたものや、アイパッチのデザインとても豊富になっています。
布のタイプは手作りで作っている方もいらっしゃいますし、海外製のポップな柄のものあります。
お子様の好きなキャラクターのアップリケをつけたりするのも気に入ってもらうにはいいですね!
可愛いアイパッチをつけているお子様のお母様に「可愛いアイパッチですね」と言うと、
「可愛いものがあまりなくて…一生懸命ネットで探しました」という方がたくさんいらっしゃいます。
私も実際にネットで検索をしてみたのですが、海外製のものがデザインを豊富に取り揃えているようでした。
アイパッチをつけてくれるようになったら、気分によって選べるように異なるデザインのものを用意しておくともっとアイパッチが楽しめると思います。
アイパッチを褒めてあげる!
アイパッチをつけているところをたくさん褒めてあげましょう。
たくさん褒められると「自分はいいものをつけているんだ」と思ってくれます。
私が実際に、アイパッチをつけているお子様に「可愛いのをつけているね、おしゃれ!」と言うと、少し照れながらも嬉しそうにしていらっしゃいます。
お母様やお父様はもちろん、まわりの方に褒められるというのはお子様に大きく響きます。
お祖父様やお祖母様のお家へ行く際に、先に連絡をして「今からこの子と行くからアイパッチを褒めちぎって!」とお願いしたというお話や、近隣のお家の方に「アイパッチをつけているうちの子を見たら褒めてあげてください」とお願いして回ったというお話も聞きました。
一緒にアイパッチ、メガネをつける!
お子様と一緒に訓練をしてあげるという意味で、一緒にメガネやアイパッチを装着するのもお子様には受け入れてもらいやすい方法だと思います。
お父様やお母様のしていることは真似したくなったり、一緒にやってくれる安心感もあります。
あとはお子様のお気に入りのぬいぐるみにもアイパッチをつけてあげると、一緒になってアイパッチをつけてくれることもあります。
いかがでしたか?
あとは他の子がしていない体験を頑張ったという意味で、装用時間を守れたらなにかご褒美をあげる、という方法もいいと思います。
工夫をこらして 楽しくアイパッチをつけましょう!
次回はアイパッチ装用時の訓練方法についてお話しします。