1級眼鏡作製技能士による10種類98項目の検査

1級眼鏡作製技能士による10種類98項目の検査

1問診

お客様が何に困っていて、どういったメガネを希望しているのかを我々が正しく理解をする為に必要な大切な作業です。ここで食い違いが出ると本当にお客様の望むものをご提供する事が出来ません。

2基礎検査

オートレフという自動で近視・遠視・乱視を計測してくれる機械を使って測定をします。この検査をしないでも検査自体は出来ますがある程度のデータをこのオートレフで計測し、それを基に検査を始める事で検査時間を短縮、お客様の負担を軽減する事が出来ます。

3裸眼視力・使用メガネ視力検査

実際にメガネを掛けていない、また現状掛けているメガネの視力がどれくらいなのか?お客様は意外と知らない事であり、興味がある所です。また今回作るメガネと見え方の差がどれくらいになるのかを考慮しないと出来上がってから『強すぎる』『前より見えない』といったご不満が出てしまう可能性があります。

4利き目検査

目には手足と同じ様に利き目という物があります。無意識に良く使う方の眼と言えば良いのでしょうか?小さい穴を覗くといった狭い空間を見る場合にも無意識に利き目を使用します。また利き目がもう片方の目より視力が低いとより見え方のバランスが悪いような感覚にとらわれるので処方の上でも違和感軽減の為に必要な検査です。

5PD測定

簡単に言えば黒目と黒目の距離を計測します。細かく検査すると両眼は顔の中心から左右均等に付いているとは限りません。レンズは黒目の中心に光学中心を合わせます。度数によっては数ミリのズレが不具合の基になりますので正しい位置に加工する上で必要なデータとなります。

6遠方検査(立体視検査)

基本的な近視・遠視・乱視の測定。また両眼視機能(深視力(遠近感)や立体視力等)の検査も並行して行い、メガネを作成する為に必要な度数を決定する為の根本となる検査となります。この検査がなくてはメガネは作成できません。

7調節検査

主に40代以上のお客様を中心に実施する手元を見る為の能力を測る検査です。しかし近年若年層でもデスクワーク等の近業作業が多いお客様に関しては同じ様に実施し、そのデータをメガネに反映させる事も多くなっております。

8仮枠体験

今まで行ってきたデータと問診、現状のメガネや生活の環境などを参考に実際にメガネの度数を決定します。見えれば良いという訳ではなく、如何に使いやすい度数、並びにレンズの種類を決定します。実際に度数やレンズの種類の見え方の違いを体験していただき、お客様と一緒に最善と思われるレンズと度数を選びます。

9近方視チェック

8で決定したレンズで近場の見え方がどうなのかをチェックします。数値だけではわかりにくい手元の見え方をなるべく実際に使用する環境に近い距離で見ていただき、確認をします。

10見え方体験(深視力・階段・針穴)

9で確認したレンズでよりお客様が生活の場で体験するであろう環境を疑似的に体験して頂き確認をしていただきます。そこで感じた違和感が許容の範囲であるかを確認し、必要があれば度数やレンズの種類に反映させます。

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