こどものメガネ、どう選べばいいの?失敗しない4つのポイント(レンズ編)



 

「こどもの視力って変わりやすいものなの?」

 

「なんだかすぐ傷をつけそう・・・」

 

「そもそも大人とこどもでメガネの違いはあるの?」

 

春の健康診断が終了したこの時期になると、メガネのご相談がとても多くなります

ご家族でメガネを掛けている方がいらっしゃらない場合、何を基準にしていいか分からないですよね?

 

今回は前回に引き続いてメガネレンズの、「失敗しない4つのポイント」をお話しします。

 

 

「見える、を第一に考えましょう」

 

まずはメガネを掛けることで見えづらさを解消して上げる事です。視力向上のため・弱視の治療のため・・・、さまざまな要因でメガネを掛けることになります。その為にもレンズの薄さや見え方のゆがみ、こういった要素が複雑に絡んでいきます。

 

お子様ご本人が快適に使えるよう、眼鏡店とよく相談して用途に沿ったレンズを選びましょう。

 

 

「安全性も重要な要素です」

 

レンズは大きく分けて「プラスチック」と「ガラス」素材に分かれます。これはイメージ通りですがガラスですと割れてしまうリスクがあります。傷がつきにくい等のメリットがありますが、それ以上にもし顔にボールがぶつかったり、転んでしまった際にはレンズ片で顔を傷つける可能性が高いです。

 

安全性の面からプラスチック素材を使用するようにしましょう。最近のほとんどのレンズはUVカットや汚れのふき取りやすい撥水コーがト装備されているものが多いです。

 

 

「視力の変化に周りの方々が気付いて上げる事」

 

成長期の過程ですと年に一度の健康診断だけでは検査の期間に間が空きすぎる傾向があります。

「1年でこんなに視力が変わったの!?」と驚かれる事も多いです。早めに視力変化に気づいてあげたいですね。

 

そこで簡単なことですがアドバイスを。「ゲームやテレビを見ている際に前のめりで見ていないか?」と言う事です。実は前のめりは集中して見ているだけではなく、見えづらいから近づいて見ている可能性があるからです。

 

ノートを書くとき・本を読むとき等も同様、距離が今までよりも近すぎないか注意してみてあげてください。

 

 

「保証内容が納得できるお店を選ぶ」

 

これはフレームだけでなく、レンズにも保証があります。上記にありますようにお子様の視力変化は大人の変化よりも「早く」「多い」のが現状です。保証の有無・交換期限・回数・有償?無償?・・・。これはお店によってまちまちです。

 

千葉メガネでは中学3年生までのお子様を対象にした「2年間何度でもレンズ交換無料」のジュニアレンズをご用意していますので安心です。

 

 

『 ま と め 』

 

①「視力補正としてのメガネ、見える事が重要です」

 

②「安全性にも考慮しましょう」

 

③「視力変化に気付いてあげて、早めの視力検査を」

 

④「レンズの交換が何度も保証で行えるお店で」

 

いかがでしたか?視力変化の多いお子様です。早め早めのチェックが安心ですね!

 

柏原 篤(市原店勤務)

眼鏡業界歴30年の本人はまだまだ若手のつもりでいるベテラン。自身が強度近視であることから、お客様の気持ちに立ったメガネづくりを心掛けている。特に厚みの出てしまうレンズを美しく加工することが得意。千葉メガネ一番の薀蓄(うんちく)の持ち主、めがねのブランドやその他雑学に関してはお任せ、とは本人の弁。         第一子が誕生したこともあり、子どもの話を振ってあげるとたいそう喜ぶ(もうすぐ)50歳。